日本唯一、親子三代探偵・行政書士酔いどれの調査事件簿~スリル~
日本唯一、親子三代探偵酔いどれの調査事件簿
皆様、ごきげんよう。
日本唯一、親子三代探偵・行政書士酔いどれです。
今回も調査事件簿からの内容です。
多少変更している点をご了承ください。
事実を基にしていますが、特定を防ぐため
奥さんからの御依頼で、旦那の浮気調査。
普段はテーブルの上に置いてあった
携帯を常に持ち歩いているそうです。
風呂の中までも、ビニール袋に入れ持ち込んで
いるそうです。
おまけに、奥さんとの夜の営みで使用していた
避妊具、まとめ買いの1箱が旦那のカバンの中から出てきたそうです。
数も減っていたらしく。何とも分かりやすい(笑)
話を聞いただけで、真っ黒と確証した私は、調査を行う事にしました。
ただ、今回厄介だったのは旦那がバスで移動するという事。
GPSも取り付けられないので、ガチンコで尾行と相成りました。
理由は、旦那が飲酒運転で免許取り消しだった為。
飲食関係の仕事なので、飲んで帰って捕まったという経緯。
シフトで深夜遅番の時には、奥さんが迎えに行くという・・。
そんなクズっぷり全開の旦那は成敗をしなければなりません。
奥さんからシフト表をコピーし、勤務先近くで張り込むことに。
どうしても一人では追跡が難しいので、最強の助っ人を投入しました。
それは、おかん。(笑)
女性を尾行しても、フツーのおばさんが後から付いてくるというのは
警戒度も低いというメリットが。
一方通行の場所に勤務先があるので、
私は車内で撮影を行い、おかん探偵が尾行し、現在位置を電話で
伝えてもらうという形で尾行を進めました。
旦那が店の勤務を終え、歩いて出てきました。
一方通行路を逆に歩いていますので、ここで最強助っ人
おかん探偵を投入。
旦那の後をついていきます(笑)
バスターミナルとは逆の、とある公共施設のベンチに腰掛けた
という連絡が。
すぐさま移動し、旦那の姿を撮影しに向かいます。
旦那はベンチに座って、携帯を触っています。
20分後、旦那のもとに女性が駆け寄ってきました。
二人は自動販売機で飲み物を買い、歩いて人気のない方向に向かいます。
「そっちのほう。ラブホテル、あったかな・・?」
歩いて尾行したおかん探偵から着信がありました。
○○町の「××ビル」の裏口から同建物内に入っていった。と
私は、もしかすると逢引き部屋を借りているのか??もしくは女性宅
その線が頭をよぎりました。
とはいえ、建物内に入ったのですから、出てくるのを待つしかありません。
建物の部屋の明かりがついている部屋を記録し、旦那が出てくるのを
じっと待機します。
遅くとも、最終バスが発車するまでには、出てくるだろうと
読んだからです。
1時間後、旦那が裏手入口から出て来ました。
続けて後ろに、先程の女性が・・。
(。´・ω・)ん?
二人は手をつないで、バスターミナルに向かいます。
旦那は自宅方向のバスに。女性は別方向のバスを待ち、乗り込みました。
私はおかん探偵を車で拾って、自宅に送り届けた後、再び××ビルの勝手口に
懐中電灯を照らしながら階段を数段上っていくと、踊り場付近に落ちているでは
ありませんか。
使用後の避妊具の外袋。
そういえば、ドアを出たあと、自動販売機の方に旦那が寄っていったのを
撮影していました。
もしやと思い、自動販売機の横に置いてある空き缶入れの上蓋を開け、覗くと
ポケットティッシュが入っているではありませんか。
黒い手袋をはめていたので、それを摘まんで開くと、使用済みのブツが・・(オエ)
確かに、扉を閉めてしまえば、だれも来ることは無い二人きりの
秘密の場所。シフト表で日時を指定して張り込みを行っていたのですが
いつも同じ場所で待ち合わせ、同じようにその××ビルに入っていく。
スリルを楽しんでいるのか、私には理解できません。
時に、二人が入った後に、自動販売機でジュースを購入して、
コンクリートマイクを耳にあて、中の動きを確認したことも。。(笑)
乾いた音に合わせて、わずかに漏れ聞こえる艶声
こうなってしまえば、決定的な瞬間を
おさえるというのは難しい。
調査報告時にこれまでの結果と状況を説明。
奥さん、私の前で泣き崩れています。
最後は、奥さんが乗り込みたいとの要望。
勿論、夫婦ですから止めはしませんが(笑)、
事件を起こしてもらっては困るので、
奥さんのご両親のどちらかが来ていただくこと
ボディチェックをさせてもらう事等といった誓約書を記入して
頂きました。
当日、私、おかん探偵、奥さん、奥さんのお父さんが事務所に。
子供さんは奥さんのお母さんに子守をしてもらっているとの事でした
おかん探偵が奥さんの持ち物&ボディチェック
私がお父さんの持ち物&ボディチェックを行って、誓約書を記入して
貰い、うちの車両に同乗。
現場に乗り込みたいといった場合には、二人を××ビルの近くで降ろして
そこで終わりです。
何も知らずに、バカ旦那は判を押したように同じ位置に
後部座席で、罵詈雑言を奥さんが話しています。
そこに不倫相手の女性が。
奥さんは我慢できそうに、もう行っていいですか?と私に。
私は、「奥さん。乗り込みたいのはわかるけど、もうちょっと
待とう。後は思う存分ぶちまけていいから。」
と告げました。
この後、修羅場が待っているとはつゆ知らず
女性の髪を触ったり、恋人気分の二人。
そして、ベンチを立ち、自動販売機でジュースを買って
××ビルの方向へ。
ドアを開け、二人が入っていきます。
20分くらいたった頃でしょうか。
も、もう我慢できません。降りていいでしょうか?
と奥さん。
少し離れた場所に車を移動して二人を降ろします。
そのあとは、小走りで××ビルに向かう奥さん・・。
遅れてお父さんが。
私とおかんはその場から立ち去りました。
翌日の新聞やTVで掲載はされていなかったので
その後については、どうなったか定かではありません。
それでは皆様、今日も良い一日を!
日本唯一親子三代探偵・行政書士酔いどれ