日本唯一親子三代探偵・行政書士酔いどれの調査事件簿~アウトレイジな親父その5~
2019/05/28
日本唯一、親子
三代探偵酔いどれの調査事件簿
皆様、ごきげんよう。
日本唯一、親子三代探偵・行政書士酔いどれです。
個人的な話で恐縮ですが、連休中に墓参りに行って来ました。
5月3日が親父の命日。毎月の月命日には墓参は欠かさないのですが
今回は、色々と親父ネタで一部のマニア様から(笑)好評を頂いているので
もうちょっとアウトっぷりを書かせて頂こうかなとお願いしてきました。
勿論、親父の好物だった酒を墓前に供えて、出て来ない様にお願いしましたよ。w
という事で、アウトレイジな親父シリーズ、始まります。
宝くじ。皆さんもお買いになっている方が多いと思います。
私も夢を見る為、10枚は欠かさず買っています。2700円は
お布施と思って、地域の為に貢献できればとの思い。
さて、1度だけ、300円や3000円ではない金額が我が家に
舞い降りてきました。
私がまだ、20代前半の頃です。
昼飯を食べて、まったりとしていた頃、横で親父が
「あ、あた、当たった~!」と大声
何か食べ物でもあたったのかと思いきや、新聞を私の眼前に
「見てみい、同じ番号!」
私が覗き込むと、、本当です。1等と同じ番号
の組違い。。。
億ではなく、10万円。
親父は小躍りしています。無理もありません。
私が生まれた頃、ジャンボ宝くじが一気に当選金を増額したときには
徹夜して銀行前に並んだような御仁。
シャツをめくって、腹踊りをしています。
「もう仕事は今日は終わり。今から銀行に行く!車出せ!」
コピー機で当たった宝くじを印刷して、今は無きハートの銀行へ(笑)
宝くじ窓口に行きましたが、行員から
「お客様おめでとうございます。すいません。期日が明後日から引き換え
なので・・。」と言われました。
それでもなお、親父の喜びようは半端ではありません。
「こういった金はなぁ、ため込むんじゃ無くて、皆さんに還元して、もっと
大きな額を呼び寄せるんや」
「当選記念パーティーをやるぞ」
浮足立つ親父は、友人たちに電話をかけて我が家でパーティーを開催する事に
親父は業務用のスーパーで肉を買い込み、下準備に余念が有りません。
勿論、酒も酒屋から19リットルの生樽とサーバーを借りてきてセッティング。
一気に肉を焼こうという親父の提案で、業務用のガス焼き台まで購入。
そして、当日。親父の友人たちが缶ビールを片手にタクシーで我が家に
家の中に提灯を吊し、紅白の幕まで貼っています。
友人たちは、次から次へと「凄いなぁ~」「運が強い」
と親父を持ち上げるものですから、親父の鼻高々度はますます
上がる一方。
私は、というと。焼き台の前にタオルを巻いて、必死で焼肉奉行
焼いては出し、酒は親父の友人を自宅まで送らないといけないので
コーラの泡で我慢です。
親父の友人も負けず劣らずの酒豪伝説揃いですので
19リットルのビールも空に。
「おい、今から10リットル追加で買ってこい」
「いいちこも」
言われた通りに、酒屋に行くと大将が、え?19リットルの樽で
また追加ですか?
と
残ればご相伴に預かれる訳ですから私も、はははと愛想笑い。
夕方から始めた飲み会、日付が回ったころにお開きになりました。
私は肉臭い体で友人の皆さんを送り届け、焼き台を掃除
さて、サーバーに残ったビールを飲みましょうかね・・。と
コックを手前に倒すと、
途中から「ゴボッ」と白い泡が。
追加の10リットルもほぼ飲み空けていたのでした。
2口で私の分は終了。( ;∀;)
さて、翌日も朝から宴の撤収作業。
かかった領収書を帳簿に記帳しました。
私は、恐る恐る親父に報告。
「あの~ボス。昨日の飲み会、全て計算したら、金額が14万だったのですが・・・」
「何っ!」
業務用の焼き台やら、追加の酒など大幅にオーバー
親父は「まぁ、こうやって人に振舞ったから、今度はもっと大きな額が当たるわな」
「皆さんに喜ばれれば、よし!」
あれから20年、未だにその大きな額には巡り合っていません(笑)
もうそろそろ当たってもいいんじゃないかな?と思うこの頃
ご利用は、計画的にw
それでは皆様、今日も良い一日を!
日本唯一親子三代探偵・行政書士 酔いどれ