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【大分・探偵】日本唯一親子三代探偵・行政書士キシワダの調査事件簿

   

日本唯一、親子三代探偵キシワダの調査事件簿

皆様、ごきげんよう。

日本唯一、親子三代探偵・行政書士キシワダです。

今日は、僕が、探偵初デビューの事を綴りたいと思います。

ランドセルを背負った探偵。何かアニメのキャラクターのような

感じもしますが、私は30年以上も前に、リアルに演じていたような

気がします。(笑)

忘れもしない小学校2年の春。ちょうどこの桜の咲く季節です。

父が、「おい!今からドライブに行くぞ。ランドセル持ってこい」と

言われました。私は花見でも行くのかな?と期待をしながらも

車に乗せられ(トヨタのスプリンター。車色はシルバー)

市内某所に行きました。当然、桜はありません。

サイドレバーを引き。父が私に

「いいか。あのビル、わかるな。

この写真の人(お姉さん)がもう少しで帰ってくる。

帰ってくるときにこの車から降りて、エレベータに一緒に乗るんだ。

(当時はまだオートロックがありませんでした。)

で、お姉さんが何階のボタンを押すか見る。

もし、お姉さんが何階?と聞いてきたら、僕も同じ何階!と答えるんだ。

で、ドアが開いたら、お姉さんが降りたら反対の方向に行け。

そこで、ランドセルの留め金を開いて、教科書を落とす。

拾いながら、そのお姉さんが何という数字の部屋に入っていくか

確認するんだ。

もし、それが出来たら、○○○○○(ファミレス)で、パフェを

食べて帰ろう。出来るか??」

当時、その「パフェ」という言葉は魔力でした。忘れないように、

連絡帳にその号室の番号を玄関先に行ってメモしたのを

今でも覚えています。

玄関横に赤い傘があった。数字が○○○と書いていた。数字とあかいかさ

その書いた連絡帳をもって、父に報告。父は

ちょっと車で待っておけ。と言ってカメラ片手に降車。

暫くすると父が、戻ってきました。

「よし!ドライブ終わって、ファミレスにパフェを食べに行こう。!」

まだ大人に汚されていない純粋な少年は、美味しい美味しいと

言いながら、夢中でパフェを食べました。

今考えると、本当にやすい報酬。こうして私の探偵デビューが

始まったのでした。

10代の後半に、あの時の事を父に話したことがあります。

父曰く、「そりゃ、対象者のヤサ割り(住居部屋確認)するのに、男が

一緒に乗ったら、怪しまれようもん。まぁ、今となっては経験。経験

それでお前もこうして、おまんま食べとる訳だし、パフェ食べたい食べたいと

いっとったやないか」

こうして、やんわり強制で、リアル小学生探偵への道が始まったのでした。

その後、学校が休みの度に、母が作った弁当を持って、仕事に駆り出されること

になりました。

自衛隊員が使うような大きな双眼鏡を首に下げ、対象者の車両を

右・左というようにカーチェイスする日々。

終わった後は、判を押したように、パフェやアイスの報酬。

そんな感じですので、あっという間に肥満児に。

その当時、私に負けず劣らず親父も3桁体重でしたので、親子そろって

メタボでした。ずっと車内に居て、間食をしてれば当然ですね。

時に、対象者が第二対象者(愛人)と一緒にラブホテルに入った事もありました。

さすがにその頃はホテルというと、普通のホテルしか想像しません。

幼い頃の私は、「お父さん、何でホテルって書いてあるのに僕たち入らないの?」

と聞いたことが有りました。

父は「家がすぐ近くにあるのに、ホテルに泊まらないで良いだろう・・。」

うまくはぐらかされました。(笑)

まぁ。小学生でホテルの中に入って何をしているかなんて、解んないですよね。

次回は私の親父について、たっぷりと綴りたいと思います。

それでは皆様、今日も良い一日を!

地元大分の探偵

日本唯一親子三代探偵・行政書士 キシワダ

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